犀のように歩め

自分の角を道標とする犀のように自分自身に対して灯火となれ。鶴見俊輔さんに教えられた言葉です。

2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

小さな渦巻

京都旅行で本当においしい抹茶を味わったことを前回書きました。あれから、あのお茶のような、おいしいお茶を点てたいと思いながら、稽古をしています。 茨木のり子の詩「小さな渦巻」のなかの一節に、こうあります。 ひとりの人間の真摯な仕事はおもいもか…

京都茶道の旅

三連休を利用して、夫婦で京都に行ってきました。炎天下、長距離を歩くのはお互いに無理だとわかっていたので、茶道に関係する場所だけにしぼって訪ねる旅でした。 裏千家今日庵の前でお互いの写真を撮っていると、茶道会館の方がわざわざ夫婦並んだ写真を撮…

月を読む

「月読み(ツクヨミ)」は名月の季節にふさわしい美しい言葉です。月を表す古語であると同時に、イザナギの禊から産まれた三貴神のひとりで、月を司る神を指す言葉でもあります。夜ごと姿を変える月、暦の基礎となる月に、古代の人々は神意を読みとろうとし…

おみなえしの花

お茶の稽古の途中で女郎花が群生しているのを見かけました。秋の七草にも数えられ、黄色い小さな花が可憐なので、茶花に格好のようにも見えますが、この花はお茶の世界では、かつて「禁花」とされていました。「女郎花」という名前がよくないというのがその…